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覚性
第4章 逢着~澄子と小帆里
残っていた僅かな尿が、ペニスを握る小帆里の手の動きに合わせて、ゆっくりと上ってくるのが分かった ペニスの先端から尿が垂れ、右手を微かに湿らせる 澄子の抽象的な説明を小帆里なりに解釈すると、何か劇的な変化が小帆里に起きるのだと考えられた しかし、手でペニスを触ったくらいでは何も起きない そもそも、朝トイレに行くとペニスが勃起していたり、用を足すときに手で押さえたりすることは今までもあった 澄子の説明に当てはまるような事は起きたことはない
ただ、澄子に乳房を触れてもらうのは心地よかった それに、小帆里自身、風で全身が包み込まれるような心地よさを求めて、何度もこの展望台に足を運んでいた 澄子の言うようにペニスも心地よくなるというのは、ありえない話ではない しかし、それでペニスが固く大きくなる症状が緩和されるというのは、どういうことなのだろうか 小帆里のペニスはさらに固く、大きくなっているような気がする 気がするのではない 実際に今、自分の手で触っている
そこで小帆里は自分がいつのまにか、考え事に夢中になっていることに気づいた 我に返った小帆里の目に飛び込んで来たのは、始めとは比べ物にならないほど高速でペニスを扱く自分の右手だった 咄嗟に澄子の顔を見上げると、微笑んだ目が満足そうに大きく見開かれている 小帆里の動きに目を奪われている
「あっ、えっ?…いっやっ!」自分が無意識の内にしてしまっていた事に、強烈な羞恥心を抱いた小帆里は、右手をペニスから慌てて離し、顔を両手で覆う 情けないような、みっともないような、なんとも言えない気持ちになる こんな事を女の子がしていて良い訳がない しかも澄子に見られている 恥をかき続けている今日の中でも、一番の恥ずかしさだった 体は病気になった時よりも熱くなっている
「どうしたの~?さおりちゃん」わざとらしくおどけたような澄子の声が聞こえる 「今せっかく凄く良さそうになってきたのに~、なんでやめちゃったの?」小帆里からは見えないが、耳のすぐ傍で甘い声が聞こえる 「どうだったの?<ちんぽこ>」
両手で顔を隠している小帆里が恥ずかしがっているのは、一目瞭然のはずだった それでも澄子は、慰めるように頭を優しく撫でる反面、小帆里が更に恥ずかしがりそうなことを上機嫌で囁いてくる 小帆里を嘲るように、右手からは酸味の強い尿の香りが漂って来た
ただ、澄子に乳房を触れてもらうのは心地よかった それに、小帆里自身、風で全身が包み込まれるような心地よさを求めて、何度もこの展望台に足を運んでいた 澄子の言うようにペニスも心地よくなるというのは、ありえない話ではない しかし、それでペニスが固く大きくなる症状が緩和されるというのは、どういうことなのだろうか 小帆里のペニスはさらに固く、大きくなっているような気がする 気がするのではない 実際に今、自分の手で触っている
そこで小帆里は自分がいつのまにか、考え事に夢中になっていることに気づいた 我に返った小帆里の目に飛び込んで来たのは、始めとは比べ物にならないほど高速でペニスを扱く自分の右手だった 咄嗟に澄子の顔を見上げると、微笑んだ目が満足そうに大きく見開かれている 小帆里の動きに目を奪われている
「あっ、えっ?…いっやっ!」自分が無意識の内にしてしまっていた事に、強烈な羞恥心を抱いた小帆里は、右手をペニスから慌てて離し、顔を両手で覆う 情けないような、みっともないような、なんとも言えない気持ちになる こんな事を女の子がしていて良い訳がない しかも澄子に見られている 恥をかき続けている今日の中でも、一番の恥ずかしさだった 体は病気になった時よりも熱くなっている
「どうしたの~?さおりちゃん」わざとらしくおどけたような澄子の声が聞こえる 「今せっかく凄く良さそうになってきたのに~、なんでやめちゃったの?」小帆里からは見えないが、耳のすぐ傍で甘い声が聞こえる 「どうだったの?<ちんぽこ>」
両手で顔を隠している小帆里が恥ずかしがっているのは、一目瞭然のはずだった それでも澄子は、慰めるように頭を優しく撫でる反面、小帆里が更に恥ずかしがりそうなことを上機嫌で囁いてくる 小帆里を嘲るように、右手からは酸味の強い尿の香りが漂って来た