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覚性
第4章 逢着~澄子と小帆里
「ふぎゅぅ!こぉれぇ!駄まぇん!」呻きの合間を縫って、小帆里が声を振り絞り拒絶をするが、澄子は益々、指を差し込んでくる 小帆里が必死に全身を動かして、肛門の違和感に抗ってるのを見て、澄子は苦笑していた 美しい少女が性器を露出して身悶えするのが滑稽だった

今までに感じたことのない嫌悪感だった 肛門を異物が逆流してくる感触を、小帆里の脳が命令するより先に、小帆里の体が自動的に拒絶した 本来、排泄するためだけの器官に異物が進入してくる感触は、幼い小帆里の肉体にとって耐え難い苦痛だった 小帆里の全身は、肛門に入ってきた異物を排除しようと、全力を尽くしていた 両足を閉じて踵を揃え尻を突き出し、澄子の指を締め出そうと、懸命に肛門の力を入れる 排泄物をねじ切るときのように肛門を閉じる 「おふん!ふんっふう!やめってぇへ!」しかし、肛門の圧力を跳ね返し、澄子の指はそこにとどまりつづけた 締め付けを跳ね返されると、逆に肛門を広げられたような違和感が伝わり、小帆里の全身に鳥肌が広がった

「へん!変なのっおう!はが!」小帆里は全身を伸び縮みさせて顔を歪める その場で足踏みを続け、手を尻に伸ばそうとしているが、肩に余計な力が入り全く届かない「どうしたの?さおりちゃん、お尻、良くなっちゃったの?」悪びれる様子も無く、澄子は小帆里に呼びかける 「おっ…ぐっ!おっ…しゅり!ん!いやは!ですん!」
「ふっ、何言ってるの?分からないよ、あはは」鼻で笑いながら、澄子は小帆里の顔を覗き込む 小帆里は泣きっ面を澄子に向ける 「おしっりん!嫌はっ!です!」眉をしかめ、歯を食いしばり、呼吸を落ち着かせながら短く伝えた

「止めて欲しい?」「はぁっ!はい!」
「じゃあさっきの続き、ちゃんとする?」小帆里は何も言え無くなる 澄子は肛門に差し込んだ人差し指を曲げる
「はぎゅん!すぉっ!すぉんな事っしはっ、したらっ、だぁめん!なの!」小帆里は更に苦しげな声を振り絞って抗議する 「お・な・に・い、する?」澄子は強い口調で再度せまる 小帆里は観念したように目をぎゅっと瞑り、唇を噛みしめる 首を縦に何度も振り、澄子の要求をのんだ 澄子の指が勢い良く引き抜かれると、「あはっ!」と声を上げ、膝を地面にゆっくりと着いた 澄子は頭を撫でながら、再び自分にもたれ掛けさせる 澄子の胸に頭を乗せ、小帆里は仰向けになった


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