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秘蜜に濡れて
第13章 刹那の代償
「っ!撥春さん…あ、のっ…」

確信を帯びた瞳で見つめ返されると、あいりは羞恥に顔を染めた。

キスを繰り返しながら、辿り着いたそこはしとどに濡っていた。

「ストッキング越しでも判る、とろとろだ…俺の事考えてシてたの?」

耳元で囁くと、息を詰めるのが解った。

膝を割るとタイトスカートが腰の辺りまで捲れ上がる。

「ストッキング、伝線してるね、ヤラしい」

さっき驚いて爪を引っ掛けた時に伝線したのだろう。

今日の会議は上役が多かった為、気を引き締める為に履いた黒がこんな時に裏目にでる。

伝線したストッキングから覗くあいりの色白の太腿のコントラスト。

撥春の視線が脚とあいりを交互に見つめる。

「もうこれ、使えないよね?」

当然の如く頷いてあいりを確認して、それに爪を立てた。

ピリッと音を立てて秘部の辺りが裂けていく。

「っ!や…」

顔を背けて閉じようとする膝を制止する。

「あいり、好きだよ、好きすぎて…」

「…わ、たしも…」

「優しくしたいのに、こんなあいりを前にして…加減出来そうにない」

熱っぽく見つめる撥春の瞳だけで、あいりの深芯はじんじんと震えた。



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