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秘蜜に濡れて
第14章 Key to the cage
その日のライブは…ファン曰く神がかっていたらしい。

特に竜が。

切なく響く唄声がファンの涙を誘い、今までにない程の盛り上がりを見せたと翌日里美から報告を受けた。

「相馬、出れる?」

「はい」

雪夜と共に会社を出ると、プレゼン前ににランチを済ませる。

オープンテラスで軽く打ち合わせがてら、ランチプレートを突く。

明日を定時で上がるためには今日のプレゼンが大きな意味を持つ。

「気合い入ってんな?さてはー…彼氏だろ?圭吾が言ってた、あんま張り切んなよ!最近働きすぎ」

雪夜が軽い口調で諭す。

午前様の雪夜に言われても効果は半減だった。


セミファイナル明けて一仕事終わらせて帰路に着く。

「撥春、前言ってたCD今日取りに行っていい?」

竜が思いついたように口に出す。

「なんでよりによって今日なんだよ?」

「明日別々で仕事じゃん?明後日から司と行くでしょ?」

最もな竜の言い分に渋々了承する。

地下駐車場に着くと、撥春の電話が鳴った。

「先行ってて」

鍵を受け取りエレベーターに乗る。

「おかえりなさい」

インターホンを押してドアを開けたのは満面の笑顔で出迎えたあいりだった。


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