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秘蜜に濡れて
第15章 奈落の底
「いやっ!やめ…っ」

身体を這い回る6本の腕。

そして、そのどれもが触れた箇所がじんじんと痺れていく。

「…っや…め…っ…」

「効いてきたんじゃね?」

腰骨の辺りをなぞるとあいりの身体はぴくんと反応する。

「…触ら…な…で…」

「うわー想像以上に唆るわ」

上擦る声、意思とは反して熱くなる身体、潤んだ瞳のどれもが男たちの加虐心を煽る。

「はい、おっぱい晒そうねー」

どこから取り出したのか谷間に鋏を入れた。

ぷつっと切れた布地から溢れた双丘。

「こっちにも貸せよ」

背後からマサキが鋏を強請る。

「い、やっ!いやっ!やめて…っ!!」

足下に居るマサキが鋏を何処に入れようとしているか。

あいりはぐっと脚に力を込める。

「気持ちよくしてやるからさぁ、大人しくしてたほうがいいよ〜?」

耳朶を舐め上げるノブタカ。

「…っふ…ゃ…」

嫌なのに。

嫌悪感しか無いのに。

身体が意思に反する。

「イヤイヤ言いながら、ここは正直だぜ?」

双丘の頂きを指で撥ねる。

「…っあんっ…!」

「良い声で啼くじゃねえか、良い子にしてりゃ天国にイけるぜ?」

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