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秘蜜に濡れて
第4章 time limit
お昼の社食でニコルと里美と席を共にする。
「で?キス、上手だった?」
思わず吹き出しそうになるあいりを、二人は興味津々の顔で見つめている。
「わかんないよ…そんなの」
「昨日は帰ってからまた?」
首を振るあいり。
「昨日は?」
更に首を振る。
「怜二は休みだって言ってたけど、フロントマンは忙しいのね」
会いたいのメールが来たきり、音沙汰はなかった。
良い返事が見つからずそのままにしたあいりにも非はある。
午後の仕事を始めて、ゆったりとした雰囲気に包まれた2時過ぎにメールが鳴った。
''会社の最寄り駅って何処?''
最寄り駅を載せて送り返すと、程なく返信が来た。
''6時半に駅で待ってる、デートしよう''
駅で待つ?!
あいりは時間を気にしていつもの倍速で仕事を片付けた。
「で?キス、上手だった?」
思わず吹き出しそうになるあいりを、二人は興味津々の顔で見つめている。
「わかんないよ…そんなの」
「昨日は帰ってからまた?」
首を振るあいり。
「昨日は?」
更に首を振る。
「怜二は休みだって言ってたけど、フロントマンは忙しいのね」
会いたいのメールが来たきり、音沙汰はなかった。
良い返事が見つからずそのままにしたあいりにも非はある。
午後の仕事を始めて、ゆったりとした雰囲気に包まれた2時過ぎにメールが鳴った。
''会社の最寄り駅って何処?''
最寄り駅を載せて送り返すと、程なく返信が来た。
''6時半に駅で待ってる、デートしよう''
駅で待つ?!
あいりは時間を気にしていつもの倍速で仕事を片付けた。