この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘蜜に濡れて
第5章 purple line
その言葉は信じられる。
真や谷垣に会わせたのもその言葉を裏付けている。
信じられないのはあいり自身だ。
撥春の取り巻く世界をなんとなく知ってるだけに、自信がもてない。
「あいり、嫌ならやめるから…どうして欲しいか、言って?」
振り向いた撥春があいりを覗き込む。
「…嫌じゃないです…近くにいきたい…一番…近く、に」
言い終わらないうちに撥春のキスで、俯いた顔を掬い上げられた。
一瞬離れて、目が合って、目を細めた撥春に胸がきゅっとした。
鼻を擦りながら、再び唇が重なる。
「…っふ…んん…」
唇を割って舌が入ってきた。
頬を包む撥春の手が温かくて、口内を舐るその舌に頭の中まで蕩けそうだ。
「…っん!」
唇があいりの首筋へと移動すると、あいりは咄嗟に口を抑えた。
鎖骨、胸元に下りていく度にあいりの吐息が上がっていく。
撥春はゆっくりとあいりの身体を押しながら、ベッドに辿り着いた。
真や谷垣に会わせたのもその言葉を裏付けている。
信じられないのはあいり自身だ。
撥春の取り巻く世界をなんとなく知ってるだけに、自信がもてない。
「あいり、嫌ならやめるから…どうして欲しいか、言って?」
振り向いた撥春があいりを覗き込む。
「…嫌じゃないです…近くにいきたい…一番…近く、に」
言い終わらないうちに撥春のキスで、俯いた顔を掬い上げられた。
一瞬離れて、目が合って、目を細めた撥春に胸がきゅっとした。
鼻を擦りながら、再び唇が重なる。
「…っふ…んん…」
唇を割って舌が入ってきた。
頬を包む撥春の手が温かくて、口内を舐るその舌に頭の中まで蕩けそうだ。
「…っん!」
唇があいりの首筋へと移動すると、あいりは咄嗟に口を抑えた。
鎖骨、胸元に下りていく度にあいりの吐息が上がっていく。
撥春はゆっくりとあいりの身体を押しながら、ベッドに辿り着いた。