この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢を見るころ
第4章 み
土日はゆっくりと二人で過ごして
日曜日の夕方に妹と二人暮らしのマンションに帰った。

花はいつも仕事で家を空ける私になれているのか
特に何も問い詰めずに月曜の朝を迎えた。

昼休みごろ、電話が鳴ったので
篠塚さんかと思ったら、駿だ。

「何?」
「お前・・・ぶっきらぼうに電話出るのやめろよ」
「駿だもん」
「あっそ」
「で?何?」

正直、こっちは昼休みじゃないんだけど・・・

「篠塚主任とうまく行ってるみたいだな。
広報部の新人が撮った写真が出回ってる」

あぁ・・・あれか。
「篠塚さん、すごく優しいよ。素直ないい人だし」
「・・・・」
「まだどうなるか分からないけどね」

「あのさ?同じ篠塚さんの話をしてるんだよな?俺たち」
「はぁ?あんたが紹介したんでしょう?」

「うん。やっぱり同じ篠塚さんだよな」

怪訝そうな声で声を潜めた。

「実は金曜日に経営管理部は仕事が残ってて居酒屋に行かなかったんだけど
夢と篠塚さんを見た人がいつもの篠塚さんじゃないって騒いでて」
「・・・・」
「ちょっと電話してみようかなって思ったんだけど」
「・・・・」
「篠塚さんを表す形容詞で『優しい』とか『素直』って単語が
出てくるとは思えなくてさ」
「・・・・」
「正直びっくりしてる」


/47ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ