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夢を見るころ
第7章 ろ
おたがいの行為が本気だと、何よりも示しているのに
言葉でそれを補うように
好きだと連呼しあった。
「すきぃ」
その声が耳から心臓を貫いて、身体中に響き渡る。
篠塚さんの首に両腕をからませて
引きよせて私からキスをする。
引きよせたと思っていたその態勢は、実は引き寄せられていて
私たちは座位でお互いに絡み合った。
さっきよりより深く私の中に身を沈めた篠塚さんは
大きく深呼吸をした後に私を動かした。
背中を丸めて、私の胸に吸いつく顔が可愛くて。
頭ごとすっぽり抱きしめた。
「んぁ・・・ぁ」
より深く、より深く私を自分のものにしようとするその行為に酔いしれる。
「すきぃ」
何度言っても相手に届かないような気がして
夢中で叫んだ。
その都度、奥に篠塚さんが求めてきた。
「ゆめっ」
一言切なそうに叫んだその声が、
合図のように私たち自身を同時に結びつけた。
「あ・・・ぁ・・・・・ぁぁあぁ」
ドクンドクンと私自身が篠塚さんを締めつけた。
その感覚に篠塚さんも自分を私の中で解き放つ。
ゆっくり。ゆっくり。
私たちは息を整えてお互いを抱きしめ合った。
言葉でそれを補うように
好きだと連呼しあった。
「すきぃ」
その声が耳から心臓を貫いて、身体中に響き渡る。
篠塚さんの首に両腕をからませて
引きよせて私からキスをする。
引きよせたと思っていたその態勢は、実は引き寄せられていて
私たちは座位でお互いに絡み合った。
さっきよりより深く私の中に身を沈めた篠塚さんは
大きく深呼吸をした後に私を動かした。
背中を丸めて、私の胸に吸いつく顔が可愛くて。
頭ごとすっぽり抱きしめた。
「んぁ・・・ぁ」
より深く、より深く私を自分のものにしようとするその行為に酔いしれる。
「すきぃ」
何度言っても相手に届かないような気がして
夢中で叫んだ。
その都度、奥に篠塚さんが求めてきた。
「ゆめっ」
一言切なそうに叫んだその声が、
合図のように私たち自身を同時に結びつけた。
「あ・・・ぁ・・・・・ぁぁあぁ」
ドクンドクンと私自身が篠塚さんを締めつけた。
その感覚に篠塚さんも自分を私の中で解き放つ。
ゆっくり。ゆっくり。
私たちは息を整えてお互いを抱きしめ合った。