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奴隷 裕美子
第5章 奴隷調教の軌跡(二)
2時間以上に及ぶ奉仕を終えた裕美子に休む間も与えず、俺は裕美子に縄を掛けていく。正座した裕美子の両手を背中に組ませ、乳房の上下にも厳しい縛りを施す。きつい縄に、裕美子はときおり「うっ」とくぐもった呻き声を出す。さらに縄をあやつり、乳房をくくり出すように引き絞ると、本来小ぶりな裕美子の胸もボリュームを増し、乳首は硬くとがってツンと上を向く。

胸の縛りを終えた俺は、後ろから裕美子の乳房をかるくさすると、次にはとがった乳首を、それに触るか触らないかの微妙な状態を保って手のひらでなぶる。

「あぁっ・・・」

縄で絞り出されていつも以上に敏感になっている乳首への責めに、裕美子は思わず声をもらし、身体をよじる。

「動くな」

「は・・はぃ 申し訳ありません」

「気持ちいいのか」

「はぃ・・ご主人さま。気持ち、いぃ・・です。ありがとうござぃ・・ま・・す・・」

気持ち良くさせるだけでは調教にならないから、俺はますます硬さを増した乳首にクリップをはさむ。SMプレイ用にバネを弱めたものではなく、ごく普通の文房具のダブルクリップだから、その痛さは半端ではない。ましてや硬く勃起した乳首だ。

「ひぃーっっ!!  いっったぁぁぃぃ」

「大げさに騒ぐな。こっちもだ」

「ぎゃあっっ  ああぁぁっ・・」

快感に酔っていた裕美子を、予測していなかった激痛が襲う。

「奴隷の分際で勝手に気持ち良くなってもだえたりするからだ。反省しろ」

「つっ・・は・・はぃ・・・申し訳・・ありません、ご主人様っ・・」

「もっと泣け」

俺は右の乳首のクリップに紐を通してぐぃっと引っ張ると首の後ろを回し、左の乳首のクリップと連結して、さらに引き絞る。

「ひぃっ! ひぃぃっっ」

ダブルクリップをつけられた両方の乳首が、首を起点にしてクリップごと極限まで引っ張られる酸鼻な責めに、従順な裕美子も泣き叫んで許しを請う。

「あぁぅ  ご、ご主人様・・お許しください 乳首が・・乳首がちぎれちゃぅ お許しくださぃ・・」

「ダメだ。耐えろ」

「・そ、そんな・・あぁ・・痛ぃです どうか・・どうかお許しを・・もう決して勝手に気持ち良くなったりしませんから・・お、お許しを・・ご主人様・・」

裕美子の慟哭は、俺にとって心地よいBGMでしかない。ようやく深夜0時。裕美子の地獄の夜は始まったばかりだ。

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