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Moon night🌙Marmaid〜男装の美少女マリナ
第3章 エドワード
オリバーが今日一日の報告を終えると、エドワードはマリナの部屋へ向かった
海辺で拾われた夜からマリナはエドワードの続き部屋を使用している
エドワードが姿をみせるといつものように駆け寄って抱きつくマリナ
「お帰りなさい」
「ただいま」
マリナはエドワードの首に細い腕を巻きつけお帰りなさいのキスをする
「マリナ、マリナは僕の事、好き?」
「ええ、好きだわ、だぁーい好きよ」
「本当に?」
「本当よ、マリナ、セバスチャンより、オリバーより、誰よりもお兄様が世界で一番好き」
エドワードは苦笑すると、マリナのほっぺにキスをした
「マリナ、大好きだよ」
「本当?」
「ああ… 本当だ、マリナ、愛してる」
「マリナもお兄様のこと愛してるわ」
「本当に? ずっと側に居てくれる?」
「もちろんだわ… だって、マリナ、どこにも行くところ無いもの」
「そうだな… では、行く所があるとしたら?」
「どこにも行かないわ、だって、マリナ、お兄様と離れたくないもの、ずっと一緒にいたいわ、もちろん…」
「もちろん?」
「セバスチャンも一緒よ」
「ああ、そうだな」
エドワードは笑いながらもう一度マリナのほっぺにキスをする
「マリナ、愛し合っている者同士はお互いキスをし合うんだよ」
「そうなの?」
「マリナは僕にキスできる?」
「ええ、もちろんできるわ、だってマリナ、お兄様のこと愛しているもの」
マリナはエドワードのほっぺに軽く触れるだけのキスをした