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Moon night🌙Marmaid〜男装の美少女マリナ
第3章 エドワード

深い眠りを貪ったエドワードが目を覚ましたのは早朝だった
もう一眠りしようと、今朝方までの事後そのまま、生まれたままの姿で腕の中で丸くなり眠っているマリナの存在を確認して満足気に微笑む

ふと、マリナの全身が熱く、身体中びっしょりと汗をかいているのに気付いた
真っ赤な顔で荒い呼吸のマリナは息をする度に苦しそうに肩を上下させている
マリナの額に張り付いたブロンドの巻き毛をそっと一撫でしてからガウンを羽織ると、オリバーに言い付けて主治医を呼んだ

早朝のため主治医が来るまで少し時間を要するであろう

エドワードは浴室からボールに湯を汲んで来ると、サイドテーブルに置いた

屋敷のアメニティは全てオフホワイトで揃えられている
エドワードの紋章が入ったオフホワイトのリネンをボールに浸すと、固く絞ってからマリナの身体を手早く拭いていく
事後処理をしてやらずに眠ってしまったマリナの脚を開くと、昨夜エドワードの猛りを受け入れた部分も丁寧に拭いてやる
そのオフホワイトのリネンがうっすらとピンクに染まった



案の定、見るからに二日酔いの顔で現れた主治医はそれでも一通り診察を終えると、必要なものをてきぱきとメモに書き出しながらオリバーにあれこれ指示をしている

メモを受け取ったオリバーは早速、主治医から指示されたものを揃えるためエドワードの乳母を起こしに部屋を出て行った

主治医の見立てによると、明るい性格のため普段は元気に振舞ってはいるものの、おそらく年齢のわりに身体の小さいマリナは人並み以下の体力で抵抗力も低いため、少しの環境の変化で体調を崩して高熱を出してしまうのであろう

母親の胎内にいる時からの慢性的な栄養不良または乳幼児期からの栄養不足の為、成長が止まってしまうこともあるのだという

自己の欲を抑えられず、無理をさせてしまったことを激しく後悔したエドワードは仕事を休んで付きっきりでマリナの世話をした

熱にうなされたマリナが時々お母様、と消え入るような声でうわ言を言う度に、何とも言えない気持ちになり美麗な顔を歪ませるエドワードであった

主治医からの指示で乳母が揃えた滋養に効くという薬を飲ませ、乳母お手製のスープを飲ませる
主治医の言い付けどおり、水分補給を欠かさずに

毎日丁寧に身体中を拭いてやり、髪も梳いてやるのが日課となった

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