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オレは佐藤
第2章 オレんち
オタクライフどっぷりとはいってもフィギアなんかあるわけじゃないので、普通に部屋に円山を招き入れる。
リビングに通して、技とらしく腕を胸に当てお辞儀をする。
「お嬢様。ようこそ我が家へ。」
「ふふ、お邪魔します。」
円山もスカートをつまみ上げ、貴族風に礼をする。
ま、ゲームでよく見る光景だが、さすが円山。
引かずにのって来る。我が同士だ。
「座ってて。酔いざめの特別な飲み物持ってくるから」
麦茶だけどね。
「はい。ありがとうございます。」
円山が適当に座ったのを横目にグラスを持っていく。
「さて。いきなりだけど円山。」
ビクッと体を振るわせる円山に苦笑いしながら確認する。
「やるのはいいが、大丈夫か?おまえ。」
真剣に聞いておかないといけない。
「理由は…まあ、聞かないでおくけど。会社で気まずくないか?オレは、まあ、大丈夫だとおもうけど。」
「考えなかった訳じゃないんです。会社の事も、ゲームのことも。」
どこか、決意したかのように真っ直ぐオレを見てハッキリと言った。
リビングに通して、技とらしく腕を胸に当てお辞儀をする。
「お嬢様。ようこそ我が家へ。」
「ふふ、お邪魔します。」
円山もスカートをつまみ上げ、貴族風に礼をする。
ま、ゲームでよく見る光景だが、さすが円山。
引かずにのって来る。我が同士だ。
「座ってて。酔いざめの特別な飲み物持ってくるから」
麦茶だけどね。
「はい。ありがとうございます。」
円山が適当に座ったのを横目にグラスを持っていく。
「さて。いきなりだけど円山。」
ビクッと体を振るわせる円山に苦笑いしながら確認する。
「やるのはいいが、大丈夫か?おまえ。」
真剣に聞いておかないといけない。
「理由は…まあ、聞かないでおくけど。会社で気まずくないか?オレは、まあ、大丈夫だとおもうけど。」
「考えなかった訳じゃないんです。会社の事も、ゲームのことも。」
どこか、決意したかのように真っ直ぐオレを見てハッキリと言った。