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第4章 花見

円山が居なくなってから、相原の猛攻が始まった。


正直、引くよ…。


円山が戻ってからは、円山への猛攻も加わり相原が何をしたいのか、最早わからない。


そんな猛攻を二人して何とか切り抜けていると、チラホラと他の連中がやって来た。


やっとか…。


相原もそれを受けて、大人しくなり（と言うか他の男達にチヤホヤされに行った）春の宴は部長を中心に盛り上った。


ただ、部長とオレ位しか気づいてないが、相原の円山への陰湿な嫌がらせは宴会中、ずっと続いていた。


「佐藤、菜摘頼むわ。」

こっそり言われた命令。


注意はオレがするんですか、部長…？

「えー…。分かりましたよ…。」