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オレは佐藤
第1章 会社で
何かを考えるように、唇を噛んでいた円山がキッとオレを睨んだ。


えーーー?!


何で睨むの!!


?が増えるオレの脳ミソの中。


と、とたん


「ちょ!!?」


カッと体が熱くなった。
いや、正確には下半身が。


なんと、円山の手がオレの息子をわしづかんでいた。

振り払えはしない。
狭いトイレに相手は女。
乱暴にも慣れないし、とにかく下半身が気持ちよすぎる。

「くっ…、ま、円山…」


顔が快楽に歪んでしまう。
しこたま呑まされた頭では、理性などあるはずもなく…。


「ん…」

気がつくとオレは、円山の唇に吸い付いていた。

快楽で、はち切れそうな息子から離させる為に、円山の手を上に拘束する。

個室の壁に押し付け、キスを貪るように続けた。


そうしているうちに、ふと理性が戻り始める。



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