パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 慟哭

もうこの年齢になって、教習所に通う意欲もなくなり、新しい事にチャレンジする気力も無くなってきた。

老いというのは、体力も気力も奪ってしまうらしい。

私は助手席に座り、流れてゆく景色をぼんやりと眺めていた。

見慣れたスーパーマーケットの前を通りかかって、ふと我にかえった。

今夜の夕飯のおかずのメニューを考える。

冷蔵庫にある食材でまにあうかしら？と、考えていたら、携帯電話の呼び出し音が鳴り、私はあわててバックの中から電話を取り出した。