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禊(みそぎ)
第1章 慟哭
旦那からだった。

一瞬体が強張り、ためらったが、平静を装い静かに電話に出た。

「はい、もしもし」

「ええ、はい、わかりました。」

淡々と受け答えして、電話をバックに戻す様子を見ていた彼が私に問いかける。

「兄貴から?」

「・・・・うん。」

今夜も遅くなるから、食事はいらないって。
母さんと二人で済ませて先に寝てくれって。

「いつもの事よ。」

努めて明るく答えた。


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