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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第6章 恋人の秘密
 渋々と三個目を戻しかけたソナに、ハンが笑い転げた。
「構わないよ、そなたが少しくらい太っても私はずっと好きだから。好きなだけ食べなさい」
「そう?」
 ハンに言われ、ソナは饅頭をほおばった。中の餡と外の薄皮が絶妙の調和を見せ、口の中で蕩けるようだ。
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