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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第6章 恋人の秘密
「それに、烈しい営みの後は腹が空くものだからな」
 ブッっとそのあからさまな言葉に噎せたソナは咳き込んだ。
「は、ハン。あなたって―」
 ソナは言いかけて口をつぐんだ。この場合、何をどう言おうと、淫らな話になるに違いない。その手には乗るものか。
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