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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第10章 昼間の密会
―けして、私の側を離れるでない。私もそなたを生涯、側から離さぬゆえ。
 あの夜、二人は初めての口づけを交わした。
 身体ではなく、心の奥深い部分で―例えるなら魂と魂がしっかりと交わったような瞬間だった。
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