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傾国の寵愛~初恋は熱く淫らにひそやかに~
第10章 昼間の密会
 その日、二人はこれまでになく最も深い場所で溶け合い、繋がり合った。
 室はさして広さはないが、二人を上客と見込んだ女将はその見世でも最も上等な部屋へ通したらしい。室には妓生が使うらしい伽耶琴と螺鈿細工の鏡台が片隅に配置され、壁には額に収まった牡丹とつがいの蝶の色鮮やかな刺繍が飾られている。八角形に切りとられた格子窓には、艶めかしい紅色の紗が長く垂れ、風もないのに、かすかに揺れていた。
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