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水蜜桃の刻
第2章 欲情


そういえば、確かあれは6月の半ば。
お兄ちゃんが夕食中に不意に口にしたことがあった。
学校から帰るときに、女の人と一緒に歩いていた先生を見たと────。

それを聞いた私とお母さんは、テンション高く、彼女かな!? と根掘り葉掘り聞いた。
女の人の特徴に、先生ってそういう人が好みなのか……と想像し、なんだか不思議な気分になる。

だってそれまで、私の中では先生はあくまでも『先生』だった。
『彼女』という存在と先生は、なんとなく結びつかなかった。

でも考えてみたら、先生にそういう相手、いないわけない。
あんなに素敵な先生なんだもん──そう納得する。


……そっか。
先生も、男の人なんだ────。


そうして、それを機にそんなふうにも思うようになった。



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