この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
水蜜桃の刻
第18章 陶酔


歯茎のあたりもゆっくりと舐め回しながら、再びその舌を捕らえる。
絡めたまま、私の口内に引きずり込む。

ぴちゃぴちゃと、ふたりの舌でいやらしく奏でられる水音。
その音がさらに私を大胆にさせていく
口の端から唾液が零れても構わずに、先生を求めた。

最後に、唇で甘噛みするようにしてからそっと離した先生の舌。そして、唇。

息を軽く弾ませながら、先生を見つめた。


「……そっちからしたのに、そんなとろけた顔して」


火照っているのがわかる頬。
先生を見つめる私の目もきっと熱を帯びている。
不意に私に延ばされてきた指先が、顎を濡らしている唾液を拭った。

顔が……身体が熱くてたまらなかった。


先生の手がおろされて、私が着ている服の裾を掴み、上へと引き上げる。
そのままそれは脱がされ、キャミソールも奪われた。
スカートのホックとファスナーも下ろされ、あっという間に下着だけにさせられる。

手を引かれ、導かれたベッド。
先生の膝の上に私は座らされる。
先生に背中を向ける形で。
……目の前に姿見があるその場所で。


「んっ」


先生が、私の首筋に口づける。
無意識のうちに反対側に顔を傾ければ、肩に感じる先生の柔らかな髪もさわさわとそこを撫でる。

はあっ……と目を閉じて息を漏らせば、ブラが後ろから軽く引っ張られ、直後、胸元の圧迫感から解放された感覚。
そのまま先生の手が器用に私の腕から肩紐を抜いていく。


/321ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ