この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘愛
第2章 動き出す・・
「好きな女が親友と結婚したんです・・
その瞬間に立ち会いたくなくて・・バンコクに逃げたんです・・」
立ちのぼる煙りをスクリーンに見立て、咲子の顔を映し出しながら話し出した。
咲子との出会い、自分が誰よりも先に彼女を好きになった事、
もたもたしている間に親友の口から彼女を好きだ宣言が飛び出して、
そんな中で彼女を抱いてしまった事・・
「ヤツの気持ちをわかってたけど・・その時彼女をどうしても抱きたくなって・・
一時でいいから自分のものにしたくて・・」
あの時、もしも自分も好きだと言っていたら・・
状況は変わっていたかもしれない。
咲ちゃんは何度もオレに言葉を投げかけた。
私のこと好き?
友達のままなの?
凌空と付き合ってもいいの?・・・
もしかしたら咲ちゃんの中でも迷いがあって、オレに対する気持ちもあって、
でもオレがはっきり言葉にしなかったから・・
その瞬間に立ち会いたくなくて・・バンコクに逃げたんです・・」
立ちのぼる煙りをスクリーンに見立て、咲子の顔を映し出しながら話し出した。
咲子との出会い、自分が誰よりも先に彼女を好きになった事、
もたもたしている間に親友の口から彼女を好きだ宣言が飛び出して、
そんな中で彼女を抱いてしまった事・・
「ヤツの気持ちをわかってたけど・・その時彼女をどうしても抱きたくなって・・
一時でいいから自分のものにしたくて・・」
あの時、もしも自分も好きだと言っていたら・・
状況は変わっていたかもしれない。
咲ちゃんは何度もオレに言葉を投げかけた。
私のこと好き?
友達のままなの?
凌空と付き合ってもいいの?・・・
もしかしたら咲ちゃんの中でも迷いがあって、オレに対する気持ちもあって、
でもオレがはっきり言葉にしなかったから・・