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秘愛  
第2章 動き出す・・
「女はねぇ、いざとなったらちゃんと男についていくのよ!
 ま、本気で好きなら、だけどね。
 あ~あ、ほんと、男ってセンチメンタルよねぇ、女と違って」

孝明の眼がうるんでいる。
原因は遙香のタバコの煙りだ、と自分に言い聞かせているが、
眼をこする仕草を遙香は腕組みをしながら見つめていた。

「男っていざとなると弱いのよね・・
 本来なら男がガシッと掴まなきゃいけないのに・・
 そこへいくと女は強いわよ。
 友達だってなんだって、その男を自分のモノにしたいって思ったら
 平気で奪い取るからね。
 ゼッタイに引かない!なんて女はゴロゴロいるわよ」

強気の発言なのに、なぜか語尾は失速していた。
声が弱々しく聞こえたのは、気のせいだろうか。それとも・・

「・・まさか、奥村さんも奪っちゃう派なんですか?
 でも奥村さんなら取り合うことなく自分のモノにできるでしょうね」

思うままを正直に言った。
年下の孝明から見ても、奥村遙香はイイ女だと思う。
かわいらしい美人で仕事もできて、そのうえこうしてざっくばらんに話もできる。
一緒にいて楽しいし、彼女にしたら自慢できるような女だ。

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