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秘愛  
第4章 理由
孝明の言った通り、ファミレスの隅っこのボックス席はゆったりしていて、
席に着くなり遙香はその広さに大きく体を伸ばした。

「へぇ・・なんかのんびりしちゃいそう」

「でしょ?銀座のど真ん中で、おまけに夜だから家族連れなんてほぼいないし。
 意外といけるなぁって、たまに来るんですよ」

男版おひとり様ね、と遙香は笑う。

「なるほど・・おひとり様はなにも女性だけとは限らないですからね。
 きっと傍から見たらそう見えてるかもしれないっすね」

でも今日の孝明はお二人様、だ。
金曜の夜に女と2人でファミレス。
そのほうがよっぽど親密な間柄に思えるな、と
孝明は笑いをかみ殺しながらメニューを開いた。

から揚げだとかフライドポテトだとか、
ジャンクなつまみの他にもクラブハウスサンドウィッチだのタコスだの、
普段あまりつまみにしないものをテーブルに並べ、
ビールジョッキを軽く一杯開けてから、
孝明は遙香に訊ねた。

ミスを引き起こした原因を。
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