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秘愛  
第4章 理由
「男には解らないわよね・・
 女が男にもたらされる快感・・言葉にはならないわ・・」

照れることもなく恥ずかしがることもなく、
心の中に溜まっていたものを吐き出す遙香。
その素直さに、孝明は自分の気持ちも素直に認めることにした。

遙香を・・好きなんだ、という気持ちを。

「男だって、好きな女を抱いている時のあの興奮は
 女のそれに負けないくらい・・夢中になれるんですよ」

店内のざわめきに紛れてなに言ってんだ?と照れ笑いを浮かべると、
遙香も弾むように笑った。

「今夜・・正直に気持ち吐き出せてよかった・・
 篠宮くんのおかげだわ」

ぺこっと頭を下げた後の遙香のきれいな眼が、孝明の中心を刺激した。

「私・・この恋にけじめをつけて・・つけられるように頑張ってみる・・」

「そうですね・・
 でもあんまり慌てると心が乱れちゃうからゆっくりね」

年下の孝明が大きな存在に見える。
遙香の中でもこの男が、心の中に根を張りそうな予感があった。


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