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秘愛
第4章 理由
「なんか・・今日はずいぶんと上から目線ね。
そのエラそうな・・いえ、堂々とした態度はどっからくるのかしら?」
ちょっとふっかけ気味の口調で孝明を揺さぶると、
挑発に乗った孝明も言い返す。
「エラそう、ときましたか。
でもどう見たって教えを説いてるオレのほうがエライでしょ。
奥村さんみたいにイケない事、してないもん」
ちょっと言い過ぎ!と口をとがらせる遙香にいつものテンポの良さが戻ってきた。
自分の主張を何度か投げ合って、飽きたところでメニューを開く。
「あ~疲れた!もう青年の主張は終わり!
あ、そうか、ファミレスだもんね、コーヒーも飲めるしデザートも!
私、パフェ食べようかなぁ。ね、篠宮くんも食べようよ」
孝明の返事などまるで無視してテーブルの呼び出しボタンを押す。
店員が注文を取りにくると、
マンゴーパフェ2つとドリンクバー2つと有無を言わさず孝明の分も注文する。
孝明にチラッと視線を送った店員の目は、小さく笑っていた。
そのエラそうな・・いえ、堂々とした態度はどっからくるのかしら?」
ちょっとふっかけ気味の口調で孝明を揺さぶると、
挑発に乗った孝明も言い返す。
「エラそう、ときましたか。
でもどう見たって教えを説いてるオレのほうがエライでしょ。
奥村さんみたいにイケない事、してないもん」
ちょっと言い過ぎ!と口をとがらせる遙香にいつものテンポの良さが戻ってきた。
自分の主張を何度か投げ合って、飽きたところでメニューを開く。
「あ~疲れた!もう青年の主張は終わり!
あ、そうか、ファミレスだもんね、コーヒーも飲めるしデザートも!
私、パフェ食べようかなぁ。ね、篠宮くんも食べようよ」
孝明の返事などまるで無視してテーブルの呼び出しボタンを押す。
店員が注文を取りにくると、
マンゴーパフェ2つとドリンクバー2つと有無を言わさず孝明の分も注文する。
孝明にチラッと視線を送った店員の目は、小さく笑っていた。