この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘愛  
第4章 理由
「なんか・・今日はずいぶんと上から目線ね。
 そのエラそうな・・いえ、堂々とした態度はどっからくるのかしら?」

ちょっとふっかけ気味の口調で孝明を揺さぶると、
挑発に乗った孝明も言い返す。

「エラそう、ときましたか。
 でもどう見たって教えを説いてるオレのほうがエライでしょ。
 奥村さんみたいにイケない事、してないもん」

ちょっと言い過ぎ!と口をとがらせる遙香にいつものテンポの良さが戻ってきた。

自分の主張を何度か投げ合って、飽きたところでメニューを開く。

「あ~疲れた!もう青年の主張は終わり!
 あ、そうか、ファミレスだもんね、コーヒーも飲めるしデザートも!
 私、パフェ食べようかなぁ。ね、篠宮くんも食べようよ」

孝明の返事などまるで無視してテーブルの呼び出しボタンを押す。
店員が注文を取りにくると、
マンゴーパフェ2つとドリンクバー2つと有無を言わさず孝明の分も注文する。
孝明にチラッと視線を送った店員の目は、小さく笑っていた。
/56ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ