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秘愛
第1章 暑さから熱さへ・・
その夜は残業で、9時まで机に向かっていた。
フロアの電気は節電のため消され、デスクライトと窓の外の街灯りだけの照明の中で
一人黙々と仕事を片付けた。
・・あ~終わった・・
大きく伸びをしてフロアを見渡す。
誰もいない、静まり返ったフロアの中より喫煙室にでも行くか。
だだっ広い中で一人コーヒーを飲むよりも、
こじんまりとした喫煙室で夜景を楽しむ方が落ち着くかも。
まずは給湯室へ行って、
ベンダーマシンのコーヒーボタンを押し、
紙コップを取り出すと
そろりそろりとした足取りで喫煙室へと移動した。
この時間ならもう誰もいないだろう。
タバコの煙にまかれることなくコーヒーを楽しめる・・
そう思ってきたのに、
先客がいた。
チラッと見えたその横顔・・
・・え?咲ちゃん?・・
フロアの電気は節電のため消され、デスクライトと窓の外の街灯りだけの照明の中で
一人黙々と仕事を片付けた。
・・あ~終わった・・
大きく伸びをしてフロアを見渡す。
誰もいない、静まり返ったフロアの中より喫煙室にでも行くか。
だだっ広い中で一人コーヒーを飲むよりも、
こじんまりとした喫煙室で夜景を楽しむ方が落ち着くかも。
まずは給湯室へ行って、
ベンダーマシンのコーヒーボタンを押し、
紙コップを取り出すと
そろりそろりとした足取りで喫煙室へと移動した。
この時間ならもう誰もいないだろう。
タバコの煙にまかれることなくコーヒーを楽しめる・・
そう思ってきたのに、
先客がいた。
チラッと見えたその横顔・・
・・え?咲ちゃん?・・