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秘愛
第5章 この手の中に
「オレも・・今度は・・今度こそは・・・
手に入れる・・遙香さんのこと・・
待ってるから・・オレのとこへ来てください・・・」
「・・・え?」
「オレは遙香さんが好きです。その気持ちははっきりとしました。
あれこれよけいな事はもう考えない・・自分に正直になります。
遙香さん、あなたが欲しいんです・・・」
我慢しきれず孝明は遙香を抱きしめた。
女の体がこわばっているのがわかると、さらに力をこめて抱きしめた。
あの時もこうしていれば・・
忘れようとしても忘れられないくらい、後悔がいまだに心の端にへばりついている。
相手が誰であれ、好きになったらまっすぐ進むべきだった。
イイ人になって、ためらったりしてる間に、失った。
もう二度とあんな後悔はしたくない。
今度はちゃんと、突き進んでいこう・・
手に入れる・・遙香さんのこと・・
待ってるから・・オレのとこへ来てください・・・」
「・・・え?」
「オレは遙香さんが好きです。その気持ちははっきりとしました。
あれこれよけいな事はもう考えない・・自分に正直になります。
遙香さん、あなたが欲しいんです・・・」
我慢しきれず孝明は遙香を抱きしめた。
女の体がこわばっているのがわかると、さらに力をこめて抱きしめた。
あの時もこうしていれば・・
忘れようとしても忘れられないくらい、後悔がいまだに心の端にへばりついている。
相手が誰であれ、好きになったらまっすぐ進むべきだった。
イイ人になって、ためらったりしてる間に、失った。
もう二度とあんな後悔はしたくない。
今度はちゃんと、突き進んでいこう・・