この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘愛
第1章 暑さから熱さへ・・
「奥村さんも残業ですか」
「ん・・タイの次はベトナムで売り出す商品のね・・
どうだった?バンコク2年て」
「ああ、結構気に入ってましたよ。
食べ物が口に合ったってとこがまず助かりました」
「・・自分から・・志願したんだって?」
咲ちゃんと凌空が結婚にむけて気持ちを固めている・・
そう知った時、海外に逃げよう、と志願した。
いずれは海外赴任はまわってくる。
なら、2人の契りの瞬間に
遠い地でほんとにほんとの踏ん切りをつけよう、とこの道を選んだのだ。
頭の中を駆け巡る、あの時の想いに気を取られて無言でいると、
目の前にタバコの箱を突き出された。
「その顔じゃあ・・なんか訳ありなんだね。
どう?1本。
あ、篠宮くんタバコ吸わないんだっけ?」
一度は差し出したタバコをすぐに遙香は引っ込めた。
「ん・・タイの次はベトナムで売り出す商品のね・・
どうだった?バンコク2年て」
「ああ、結構気に入ってましたよ。
食べ物が口に合ったってとこがまず助かりました」
「・・自分から・・志願したんだって?」
咲ちゃんと凌空が結婚にむけて気持ちを固めている・・
そう知った時、海外に逃げよう、と志願した。
いずれは海外赴任はまわってくる。
なら、2人の契りの瞬間に
遠い地でほんとにほんとの踏ん切りをつけよう、とこの道を選んだのだ。
頭の中を駆け巡る、あの時の想いに気を取られて無言でいると、
目の前にタバコの箱を突き出された。
「その顔じゃあ・・なんか訳ありなんだね。
どう?1本。
あ、篠宮くんタバコ吸わないんだっけ?」
一度は差し出したタバコをすぐに遙香は引っ込めた。