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✿番外編特集✿
第2章 ☆*:.。.お正月ストーリー。.:*☆
ー1月1日 朝の8時ー
「お、お母さん…!
く、苦しい…」
「我慢しなさい!
着物には苦しさがつきもの! 歩いたりとかしてたら、緩むから」
そうは言われても…今腰紐何本目?
細いからって、何本もやるものじゃ…ないよね?
「よし! あとは髪型ね! しかし、山崎君もやるわね 未来にピッタリの着物じゃない! 本当に綺麗だわ…
未来は美人だから、なおさら絵になるわ…」
「えへへ…そう?」
嬉しくなり、くるんと1回転した
お母さんはうんうんと頷き、また綺麗と言ってくれた
「でも未来、あなた茶道部なのに着物の着付けができないのはまずいんじゃ…」
やっぱりそうだよね…
今度結衣に教えてもらうかな…
「で、髪はどうするの?」
「あ、髪は自分でやる
一応私も、茶道部でみんなの髪をやってるから」
「わかったわ じゃあお母さんは戻るから 山崎君によろしくね」
「はーい」