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白堊の彼方へ
第1章 その温もり


長い手足を地面に放り出して座ると、立ったままの有紗を見上げた。

「有紗も座ろうよ」

隣に腰を下ろすと、とても自然に蒼が有紗の手を握った。

蒼の心地よい手の温かさが冷え切った有紗の手を温めていった。

暫くの間二人で空を見上げながら雲の流れを見ているととなりでクスリと蒼が笑うのが聞こえた。

「なに?」

「いや、何にもない」

笑いを含んだその表情に有紗はムッとして言い返した。




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