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白堊の彼方へ
第1章 その温もり


私はまた学んだ。

空は大きくて太陽は心地よくて人の手は温かくて、隣に誰かがいると安心することを。

その日はそれ以上話すこともなくあたし達は時間を忘れて空を眺めた。

その日男の子の手の温もりがきえることはなかった。


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