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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第6章 ☆SS1: 春雪~キミと出逢った季節~
「……なんだって?」
その爆弾発言に、再び上体を起こそうとしたけど
押さえつけた状態はそのまま、加賀谷が俺のTシャツを引っ張った。
「早く脱いで後ろ向け。突っ込んでやる」
「………!」
「溜まってんだよ俺は」
「~~~!!」
~~また何言い出してんだこいつは!
一発ブン殴んねぇとだめなんじゃねぇの!?
「いいかげんに離れろよボケが!!」
「離れたらやらしてくれんの?」
「~~お前自分が何言ってるか分かってんのか!?
自らキャラぶっ壊してんじゃねーよ!」
「口悪ぃな。引くわマジで」
「あぁ引けよ!望むところだ!」
自由の利く両手で加賀谷の胸ぐらを掴む。
プロレスしてんじゃねぇかってくらい、お互いの顔が近付いた。
「つーかこの体勢が気に食わねぇ。
俺は押し倒される側じゃねぇんだよ!」
「へー、じゃあ俺が下になってやろうか」
「上等だ。やってやろうじゃねぇか…」
パシャリ。
「………あ?」
……パシャリ?