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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第7章 ☆SS2: 隠れて甘いkissをして
~~~へっ!?
「た、立花せんぱ……///」
が、ががが我慢って!?
た、たたた食べ終わってくれないかなって……!!
「……フォーク落ちたぜ」
「えっ!?」
「もういいの? 終わり?」
カシャンとお皿の上で音が鳴ったけど、同時に先輩の左腕が伸びてきて
フォークを拾う前に先輩の顔が近付いてきた。
「……先輩、あ、の…っ」
「なに?」
「………っ」
肩を引き寄せられて、先輩の額があたしの額にぶつかる。
ど、ど、どうしよう
あたしのハートが飛び出てしまう……!
「……ち、近いで、す」
「うん」
「~~キ、キス出来ちゃうくらい近…」
「うん、しようとしてる」
心臓の破裂音が聞こえたと同時に、先輩の唇があたしの唇に重なった。
……ちゅっと軽く、すぐに離される。
「~~~っ///」
「食べ終わったよな?」
「…ん、先輩…っ」
ケーキはまだ半分以上残ってるって、分かってるはずなのに
おしまいだよって言うように、もう一度ペロッと上唇を舐められた。