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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第7章 ☆SS2: 隠れて甘いkissをして
……顔から、湯気が出てる気がする。
肩を抱かれたまま、膝を立てた先輩の足の間に引き寄せられて
尋常じゃない程ドキドキが激しくて、口から飛び出てしまいそうだ。
「……ケーキ、食べたい、です」
「………」
「先輩が買ってくれたケーキだから…」
「俺は、したい」
~~~え!?
「ま、ままま待っ……///」
待ってって言えなくなってしまったのは
先輩があたしをラグの上に押し倒したからであって
それより何より
~~た、立花先輩がこんなにもどストレートに言うなんて、ありえな……っ
「………っ」
反転して見える天井。
その前に先輩が覆いかぶさって
あたしを真っ直ぐ見下ろすその真剣な瞳で……体が金縛りに合ったみたいに動かない。
「……先輩…」
「したいっていうか……欲しい」
「………!」
「いい?全部もらっても」
「~~~っ///」
「……香、俺にくれよ」