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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第7章 ☆SS2: 隠れて甘いkissをして

な、何でって……


「……な、なんでもです…っ」

「………!」


先輩の瞳に見つめられるだけで、あたしの中心はありえないくらい濡れてしまうから

……なんて正直に言うのは恥ずかしすぎるから、思わずパッと目を逸らしたんだけど


「……ふーん」


移した視線の先が、斜め上のローテーブルだったから

……先輩は勘違いしてしまったらしい。


「そんなに食いたい?」

「……えっ!?」

「俺は今香を抱きたくて仕方ねぇのに
……へー、そうなんだ」

「~~~!///」


~~た、立花先輩の言葉遣いが変わってしまった!

てゆーか待って!違うの!

あたしも先輩と同じでもう体が熱くなっちゃってるから、ケーキは……


「いいよ、このまま食わせてやる」


後でいいですって言おうとして、起き上がろうとしたけど

……先輩はあたしを床に倒して押さえつけたまま

反対の手でフォークを持つと、ケーキのクリームをすくった。


「……舌出して」

「………!!」

「口あけろよ、香」


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