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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第3章 ♥ご機嫌カレシ
「いいわネ。面白いわ」
……立花さんが呼んだその人と、手前に座る男の人は
ノートパソコンを2人して覗き込んで、全く反応を示さない。
「あんた、マジでいいセンスしてるワ」
「俺はグラフィック専門じゃないので、詳しいことは言えませんが。
多分、この方がより七瀬隼人のコンセプトに合うんじゃねぇかな」
「そうネ、かっこいい。
早速WEB担当に話してみる」
「あと、このページも……」
……驚くなと、言われたけど
それは無理があります立花さん。
「おーい、無視するなよ2人とも」
苦笑しながら、2人の間のソファに座ると
立花さんがもう一度私を手招きしてくれた。
そこでようやく、奥の “ 彼女 ” が彼に気付く。
「立花、この男はホンモノよ。
アタシ、興奮しちゃって濡れちゃってるわ」
「……アンジー、下ネタ嫌いなんじゃなかったの。
ってもうこのボトル空にしたわけ!?」
「すみません、彰さん。
俺、今すげー楽しくて」
「いや、いいんだけど……君も相当強いんだね」