この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第4章 ♥こいつが1番カッコイイ

……名残惜しい、と言うのが正直な気持ち。

史上最強の豪華な宴なんだから、私もまだここに居たい

だけど


「宮本、ほら行くぞ」

「……痛ってぇな」

「お前マジで歩けるか?」

「………」

「ったく、後半飛ばしすぎなんだよ」


加賀谷さんに凭れかかるようにして立ち上がった莉央の

意識が半分無いのは間違いなさそうだから、私も慌ててバッグを持った。

財布を取り出そうとした手を、七瀬さんに止められる。


「……じゃあ、また……」


既に歩き始めた2人の後ろで、ぺこりと頭を下げると

……顔を上げた私に、4人は最高の笑顔を見せてくれた。


「沙月、今度はサシ飲みしまショ♪」

「すぐタクシー拾えよ、沙月」

「また一緒に飲もうね」

「気を付けて帰ってね」


……まだ、夢の中にいるみたいだ。

もっといっぱい話をしたかったし、この人達をもっと知りたい。


だけど、きっとまた逢える。

そんな期待を胸に、私はもう一度深くお辞儀をして

加賀谷さんと莉央の後に続いた。

/162ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ