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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第2章 ♥初顔合わせ

ブツブツ言い続けているアンジーを見ながら、電話に出ると


『彰くん』


電話の向こうから、電車らしき音と共に俺を呼ぶ声が響いた。


『久しぶり、元気?』

「元気だよ、お前は?」

『元気元気』


ポーカーフェイスが微笑む、色気ある表情が脳裏に浮かぶ。
顔は似てないけど、この低い声は翔太とそっくりだ。


「どうした?
莉央から電話してくるなんて珍しいな」


この前会ったのはいつだったっけか?
久しぶりって言われたけど、そこまで間あいてないような。

と思いながら片手で灰皿を手繰り寄せると


「トレジョ・ブリュット。もちろんボトルで~」


視線の先でアンジーが店員に頼んだのは、またしても高級スパークリングだった。


『アンジー、いる?』

「え? あぁ、目の前に」

『先にそっちに電話したんだけど、繋がらなくて』

「はは、暑くて電話どころじゃないんだよ。
酒飲んで少しだけ落ち着いたけど」


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