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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第5章 ♥離れないで
「………っ」
私から伝えた “ 愛してる ” だけど
同じ言葉を言ってくれるだけで、こんなにも心が震えてしまう。
「……ふ…」
「……沙月」
「……ん、ん…っ」
上唇と、下唇を交互に吸われて
莉央の右手が私の後頭部をさらに引き寄せる。
「…り、莉央…っ///」
舌が入ってくる直前で、軽く莉央の胸を叩いた。
……酔いが醒めたなら、分かっていると思うけど
「ここ、外だよ」
「………」
「ねぇ、聞い……! んっ///」
聞いてるのって言おうとした唇を、こじ開けられて
莉央の熱い舌が深く絡まってくる。
チュッと濡れた音が響く。
「…あ、ん、んん……っ」
ま、待って待ってダメだってば!///
そんな本気のキスされたら、私が止まらなくなっちゃうの!!
「や、やだ…」
「………」
「…は、…んっ」
「沙月」
「……!」
「好きなんだよ」
握っていた手を外して、莉央に顎を持ちあげられる。
「お前が好きだからキスしてる」
「………!!」
「やだとか言うんじゃねぇよ」