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あたしの甘い王子さま
第8章 パティシエの........
上目使いの甘えた声........。
久しぶりに体験するよ。
気のせいじゃない。
俺、彼女に攻められてる。
気に入られることした記憶なんてないんだけどな........。
「松元部長が海外で出会ったスイーツで気に入った品は何ですか?」
口の中に広がる生クリームを堪能していると、不意に投げられた質問。
「スイーツねぇ....」
そういえば、晶とはじめて打合せしたときに渡したのはマカロンだったな。
結局、食べてくれたのか聞きそびれたな。