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あたしの甘い王子さま
第10章 恐怖の飲み会 ―――伸太朗side
「松元部長、新しいお料理来ましたよ!一緒に食べませんか?」
立ち上がろうとしたのだが、左腕に力がかかるから立ち上がれない。
そんなことをするのは、もちろん........
「鈴木さん....」
「ほら、温かいうちに食べた方が絶対に美味しいですから........」
彼女は、何故かしつこくひき止める。
まさか....だけど.....。
晶も気になるけれど、彼女が小皿に料理を取り分けているときに晶のいた席を伺うと........
パティシエの西村が席を離れていくところだった。