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あたしの甘い王子さま
第11章 甘い、二人の夜
くぅ~。
いつも言いくるめられる。
「晶、来て」
浴室から伸ばされる部長の右手。
腰にタオルくらい巻いてくれてもいいのに........。
「ん......」
ショーツを脱ぎ、タオルで小さな抵抗。
「晶........いつも見てるし、これから触るし隠しても意味ないよ?」
「それでも、恥ずかしいの」
左手を伸ばして部長の手を掴めば、クイッと引かれて部長の胸の中に閉じ込められた。
うん。やっぱり........この場所、心地いい。
守られてるって感じる。
部長の温もりに包まれて、一人想いに浸っていると
『バシャァァ――――――!!!』
勢いのよいシャワーで後頭部からお湯をかけられた。