この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あたしの甘い王子さま
第13章 あたしの甘い王子さま
ジュリアが今さっきまで話していた打ち合わせの件を伝える。
伸太朗も
『それじゃあ仕方ないよね。残念だけど........』
何か企んだ顔しながら受け入れてくれた。
........。
何を、お考えで?
――――――――――
―――――――
――――
「はい。では、今回はありがとうございました」
「いえ、此方こそ。時間調節までしていただき、ご迷惑お掛けしました」
ずれ込んだ打ち合わせが終わったのは22時を半分近く過ぎた頃。
「ここまで纏めておいてくださったお陰で、予定より早く煮詰めることができましたね」
「打ち合わせ開始までお時間いただきましたから、やれるところまでですがね........気に入っていただけて、此方も頑張った甲斐があります」
「セガミさん。貴女とは良い仕事が出来そうです」
「ありがとうございます。私もです」