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あたしの甘い王子さま
第13章 あたしの甘い王子さま
「晶....ソファー?ベッド?」
やっと離れた唇からかけられた言葉はこれ。
正直『どっちでもいい』って言いそうになる。
「しん、たろぅに....まかせる」
息を整えながら答えると
「そう?じゃあ、久しぶりにソファーにしよっか?」
手を引かれてついていけば、リビングのソファーへ先に座る伸太朗。
「晶、乗って........」
『わかってるでしょ?』
首を傾げてあたしを見つめてくる。
そう聞こえる視線と反らせないの、わかってるんだよね。くやしいけど。
『うん....』
小さく頷くと、伸太朗の熱く、固くなったモノが視界の端にチラリと見えた。
今から、伸太朗があたしの中に入ってくる。
また、あの昂った熱があたしを........。
いろんな想いが渦巻き、一人頬を赤くする。