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あたしの甘い王子さま
第6章 甘えた君、登場

目の前には、あたしのグロスを唇につけた部長がいる。
頬が赤くなって、よく見るとラメまでついてる........。

『可愛い....』


そう思えたら、あたしがこの男に欲情してる証拠。


「可愛いのは、晶の方なんだけどな」


モゾモゾ胸元で動く部長の手に気づいたときには、あたしの小さな谷間が見えたとき。


「今夜、晶のこと食べる予定なんだけど........少しだけ、いま味見してもいいよね?俺のこと、可愛いなんて言ったバツとして」


「え?今夜?食べる?」


あちゃ~
『可愛い』って、声に出てました?



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