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愛の結晶(笑)
第1章 愛の営み。
「ん…カナ、ト……」
甘い声で誘うように呼んで、自ら指先で蕾を開かせてみせる。
俺は、大好きなその場所に、唾液を絡めた指を二本、滑り込ませた。
「あぁうんっ……」やはり痛いらしく、背をしならせて悲鳴をあげるレイシィ。それでも可愛いピンクの蕾の内側はうれしそうにくねっている。ここまでねっとり従順になったのは彼自身の努力のたまものだ。
アークル族は生まれつき同性を楽に受け入れる蕾を持っているものなのだが、そうでなかった彼は自分で開発したのだ。途中からはもちろん俺も手伝った。恋人だし。
同棲してるんだから、隣の部屋ではあはあ喘がれたら気づいちまうだろ、普通。最初のころは、未熟な蕾に太いバイブをくわえさせるだけでもつらそうで、痛々しかった。蕾が傷ついたら薬塗って、治ったら、感覚忘れないようにまたバイブ入れて抜き差しする。アークル族は男と交わるのが普通だから、この痛みにも慣れなければならないらしい。
かわいそうだとは思ったけどなんかムラムラして、俺はバイブでなく自分のちんぽを突っ込んで彼を開発した。
「うっ…はぁ……くっ……」
バックの体勢で、指を受け入れるレイシィは、荒く息をついている。
俺は三本目の指を、ぬめる穴に挿入した。
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