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奴隷家族- 催眠術師の秘密倶楽部 第二部 -
第8章 美優-誘導
「…美優…お姉ちゃんの声…聞こえる?…」

理沙は焦点の合わない眼で宙を見つめ椅子に座っている妹に声をかける。

「…聞こえるよ…お姉ちゃん…」

美優は理沙の2歳年下の19歳で女子大生だ。

父親の血が濃い美優の顔立ちは由紀恵似の理沙とは印象が違うが美人である。

「…今…美優は…催眠術にかかっているの…」

「…催眠…術…」

白のタンクトップに派手なハイビスカス柄の薄手の短パン姿の美優が答える。

美優が身に付けているレースで飾られたブラジャーがタンクトップにうっすらと透けている。

「…そうよ…今…美優は…深い催眠状態になってるのよ…美優…これからお姉ちゃんが言う事は…美優の頭の奥深い所に刻み込まれて…美優の心と身体に影響を与えるの…」

「…美優の…心と…身体…」

理沙は影虎の性奴隷になってから、暇を見つけては影虎から催眠術の指南を受けていた。

「理沙。僕が理沙の家に着くまでに美優に催眠術をかけておきなさい」

影虎からの指令である。

美優は理沙の催眠技術がどれ位のモノか確かめる為の実験台である。

「…先生…薬…使っていい?…」

初めて催眠術をかける理沙は薬に頼った。

「初めてだからね。いいよ」

理沙は影虎から受け取った催眠導入薬を紅茶にたっぷり混ぜ美優に飲ませた。

催眠導入薬の効果は、始めから家族の間に警戒感など持っていない美優のハードルを更に下げ美優の心を丸裸にした。

「…これから…美優にお姉ちゃんが…男の人を紹介するね…」

「…男の…人…」

理沙の言葉が美優の心に染み込んでいく。

「…美優は…その男の人と一つになる事で…最高の満足と幸せを手に入れる事ができるの…」

「…最高の…満足と…幸せ…」

美優の光を奪われた瞳が理沙の言葉を咀嚼する様にプルプルと震える。


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